今日も快晴の金沢。その割には風が強く気温もあまり上がらない。昨日までは連休で中心部にいると大混雑であったが今日は並々。それでも新幹線のせいでだいぶ増えたろう。快晴は珍しいので兼六園にでも出向いて見る。桜の開花状況も見たかった。でも梅がまだ残っているのでま ...

今日は晴れたので一路南へ。片町から犀川を渡り寺町の緩やかな坂を上る。自転車では少し肌の痛くなる風を受ける。お目当ては辻家庭園という施設。観光で行くには不便な場所にある。犀川を見下ろす斜面にある。金沢藩の家老だった横山氏が明治になって炭鉱で一財成して築いた ...

今日は曇っては少し日が差す。かといって傘を忘れるわけでもない。昨日よりは寒くないがそれでも温かいとは思わない程度に過ぎないのだ。尾山町にて梅の木を見つける。兼六園の梅園はもう終わりだけど遅咲きのものは今が一番の盛り。今週はあまり気温が上がらないと言ってい ...

今日はさらさらと雨が降る。ざあざあと降らないのでとっても軽い水つぶてだ。優しい代わりに濃い霧が下の下までやってくるのである。おかげで白山はおろか前山さえも見えないから寂しくなってゆく。新聞社の高層建築も大分かすんで雨の内に消え入らんばかりになる。今日ばか ...

居の窓の向こうには白雪を被った山が見える。私はこの山が見えるから居を此所に定めた。夕刻になると雪が反射してきらめく。定まらない天気の金沢からでも日が差せばこの山が定かになる。名峰白山である。白山は金沢と由縁が深い。金沢は観音菩薩に抱かれた町である。それは ...

千代保桜という桜がある。あるというか私が勝手に名づけただけだ。かなりの早咲きで染井吉野よりも十日以上開花が早い。花びらが殊に内すぼみになっていておちょぼ口を連想させるのでおちょぼ桜と言う事にしている。今年は大変に開花が早かった。去年は20日ごろに満開を迎 ...

貝母がちょうど良く出てきた。寒芍薬は外人とは思えぬほど茶花に合う。金鳳花の仲間だから深山金鳳花の冬版みたいな感じだろうか。朗らかな春。朗らかな冬。もっと季節が進むと華やかな春になる(だが実は最も憂鬱が非道い時期である)。和菓子は金沢の「中島」のものを用い ...

今回金沢に行ってきたのは引っ越しの為であった。東京という場所が心底嫌になりどこか遠方に憬れていた。永く移住したいと思っていた。東京は俗人情 しがらみである。人は皆自然(じねん)せせこましくなる。之は東京の病である。誰もが此所にいると罹患する。無論私もその ...

川上不白が草庵を構えていたのはこの辺りだったかと思いながら派手な朱塗りの楼門を潜る。江戸千家は神田明神が興りである。如心斎の門弟の不白はここに暮らしていた。今では池之端に江戸千家はある。青い空を背に梅は日を受ける。受けた花弁は春の酒の香りを皆に届ける。梅 ...

鎌倉は梅である。近年の北鎌倉はだいぶその風情を変えつつある。もう行くこともあるまいと思っていたが東京に適当な観梅ところが無いから久々に足を運んだ。やはり新しい建物が増えた。古い趣或る民家は次々と無くなる。北鎌倉の風情の牙城だった鎌倉街道沿いの藁ぶき屋根の ...

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