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定期的に食べたくなる、老舗大坂家さんの生菓子です。

春爛漫のこの季節なのでいつもに増して綺麗な和菓子に期待が高まります。

今週の生菓子は二つ。まずは「佐保山」。奈良にある古くからの桜の名所です。戦国時代には松永久秀が山に多聞城を築きました。今は学校が建っており、山の向かいに東大寺の大伽藍や三笠山を見渡すことができます。ほんのりと薄紅の色合い、そしてなだらかな形をしたまあるい形状はかつての佐保山を思い起こさせるかのようです。



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こちらは「散花」。桜が散ってその花びらが水面に浮かんで連なる様子は「花いかだ」と称され、けっこう和菓子の意匠にもなります。これはその一種でもありますし、「流水」という春の定番和菓子を象ったものとも言えます。渦巻く水の妙なる表現が見事であります。去年も実は紹介しました。



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今日は桜餅も大量に購入しました。大坂家さんの桜餅は薄皮に伸ばしたクレープのような生地に餡を入れて桜の葉で包み込むというものです。



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先週の生菓子も買ったのに上げていなかったので紹介しておきます。桜満開、といった感じの美しい生菓子です。




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今月の生菓子として登場しているのが「花見団子」。団子を二つつなげた至って単純なものですが、その味は極上です。

みなさんもお時間ございましたら、田町より徒歩10分、300年の老舗・秋色庵大坂家を訪れて生菓子の味を堪能してみてください。