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今日は二週間ぶりのお稽古で、そろそろ桜餅を食べようということでいつも生菓子当番の私は鶴屋吉信で道明寺の桜餅を買いました。

桜餅を食べるのは今回が初めてで、どんなものだろうと期待しながら稽古に臨みました。葉っぱは八重桜の葉を前年に塩漬けにしたもので、普通に食べられます。薄紅の餅の中は黒餡でモチモチしています。

私は近くに咲いていた河津桜を持ってきたのですが、花びらが半分ほど途中で落ちてしまったのを、桜餅に落としてみることにしました。やってみるとこれがなかなか風情を盛り立ててくれました。


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二人静と隣は、三田・文銭堂で買った高級感のあるお菓子。

今日は炭・薄茶・濃茶をやり、棚も用いず、基礎に帰ったお稽古でした。そろそろ次の免状・お茶通箱をとってみないかと祖母に提案されましたが、八箇条もロクにできないのに大変後ろめたい。しかし、その次の免状・唐物は、お茶通箱をとってから二年経たないと取れないとのことで、やっぱりとりたいなぁ、ということになりました。

だんだん免除も上に行けば行くほど取るのにお金がかかるのでこれまた大変。

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今日の茶花はまだ咲いてない貝母と、サンシュユです。茶花は木と花で組み合わせるのが妥当だと教わりました。母貝といえば葉の先端がくるっとなっていて愛らしいのが特徴ですが、この貝母はまだ葉が伸びきっていないためそうなってはいません。
ミツマタを生けるとしたら、合せは何にするかという話題に、私はクリスマスローズや諸葛菜がいいのではと言ってみましたが、紫と黄という色合いで、及第点だろうと自分で思っています。


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上は庭の蕗です。葉っぱも生え、花も咲ききっています。

今日の話題の中で連歌の話が出てきて、室町や桃山の時代の茶人は茶道だけ文芸としてたしなんでいたのではなく、書も書き、和歌を読み、そういった諸文芸が連動し合う中で茶道を彼らはやっていたのであり、真の茶人であるためにはその前に大変な教養人でなければならない、ということに落ち着きました。

今の人が書も和歌も茶も全部できるといったら、浮き世離れしているように聞こえますが、昔はそういう人たちが多くいただろうと想像します。

そうなると茶道もつきつめたら本当にキリがない世界、一生ものだな、としみじみ。