十便十宜図



























最近はすることが無い。かといって仕事は出来ない病気の身。

毎日は灰色のように無味である。でも近頃は色が着いてきた。

一日喫茶して本を読むだけ。人と逢うことは稀である。

他人を見下す趣味が出来た。一番伊達なのは私である。

考えることは死についてだけ。目の前の生に全く気付かない。

鬱はようやく良くなってきた。でも今度は一日中寝床にいたくなった。

遠くに行きたくて着物が欲しい。でも金は何処から出るのか(親からだ)。

てんかんが少し非道い。何時町中で倒れるんじゃないかとびくびくする。

美しい人と逢い添いたい。君と私は一対の極楽鳥だ。

全ての物に手を合わせたい。さもなければすべての神性を否定したい。




ちょっとうつ病が非道かったので書くのをやめていました。

今日は10時半に起きました。うつ病のせいで朝は非常に遅く起きます。睡眠は10時間無いといられません。典型的なうつ病患者です。

一日の予定は起きてから決めます。とはいってもただの時間つぶしです。最寄り駅近くの喫茶店で半日、本を読んだり物を書いたりするのが常です。

今日は久々に虎の門の砂場に行って、それから神保町まで行きました。あの界隈は学生時代によく歩いたのでなつかしみを覚えたものです。

虎の門の砂場は江戸前蕎麦の店です。味は総じて言ってそれほどではないのですが、甘濃いで私は好きです。しかしこの数年でだいぶ味が落ちました。昔は瑞々しかったのが、今ではぬるぬるしてくさみがある。ちょっと残念です。今日は土曜日で、観光客が多め。一時過ぎに行ったのに並びました。近代和風建築の風情ある外観。外では山茶花やつわぶきが咲いていました。20分して店に入るともりそばを注文。いつも蕎麦屋ではもりしか頼まないのです。久々に食べた砂場の味は、麺にもつゆにも魅力を覚えませんでした。ただ食べながら薬味を入れたらいつもの味になってくれました。やはり私は砂場が好きなようです。

都営三田線で神保町に移動。古い小説や美術目録が欲しかったので書店街を見て回りました。私はいままで吝嗇していて本は借りるだけだったのですが、最近手元にないと駄目になってしまって、好んで買うようになりました。小説を書いているので、その参考になるようにと、だいぶ古いやつを買っていきました。一方の美術書籍はめぼしいものがありませんでした。禅画や山水画、仏像に興味があったのですが、なかなか見つからないものです。雨がなんだか降りそうだったのでめぼしいものを求めては、すぐに帰りました。

帰ってからは本を読んでいました。なんだか最近は向上心がありません。そのくせ他人の文句ばかり言っています。私と言う人間はやはり美しくあるべきだと思います。倫理的にも、美術的にも。あの高月の観音菩薩様のような方が私の今の理想なのですが、私がそのような存在になるか、もしくはそのような方にお逢いできることを夢見ます。南無観世音菩薩

追伸、今日もまた夢の中であの気違いの男の子に懺悔をすることでしょう。