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昨日は我が町に燕が到来しました。ちょっと早すぎるかと思ったら去年は3月にもう来ていました。季節の移ろいは鳥が人間以上に解っています。

東京では桜が満開、うちにある桜の木はまだ3分咲きですが日ごとに薄紅が濃くなっています。

こんな時期には花見に行きたい、と再び観桜に繰り出してきました。

今回は上野、谷中、そして思い出深いしだれ桜のある千駄木を回ってきました。



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上野で降りて動物園前まで繰り出すと平日なのにもかかわらず、人、人、人の垣。超満員の人手であります。今日は天気も良く大勢の人々が宴会を催していました。

桜の方もこれ以上ない程見事に咲き誇っておりました。今が一番の見ごろです。







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上野寛永寺の旧五重塔です。

今は動物園が管理しているので近接して撮るには動物園内に入らないといけません。いまいち満足できる構図ではありませんでしたが桜との共演を。




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青空に映える染井吉野です。




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東照宮の山桜、染井吉野とは違う渋い風情を出していて好きです。



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後に黄金の神門のある東照宮が映ります。



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梅川亭の近くではしだれ桜が見事でした。



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花満開の上野公園。

気温が上がって人が多すぎるので不快指数高めですがなんだか夢の中にいるような気分であります。




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公園の桜はどの木も見事な咲きぶりです。



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上野公園の林のひっそりした木陰には咲き出したばかりのシャガが。



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東京国立博物館の池田家上屋敷黒門と染井吉野です。

瓦には桜がよく似合います。




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トーハクの隣、芸大美術館にお立ち寄り。観桜の途中で現在開催中の雪村展、行ってきました。

雪村は戦国時代の画僧です。しかし仏画っぽくない異様に個性を感じる画風が尾形光琳や近代の画家たちの心を惹きつけてきました。今では雪村が意識し続けてきた先達の雪舟同様に高い評価を受けています。

詳細は割愛しますが、雪村好きにとってはとっても有り難い代表作目白押しの展覧会でありました。



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本日が入学式の芸大は花盛り。明治期に造られたレンガの一号館二号館の前では沸き立つが如く豪快な枝振りの桜が見事でした。







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上野桜木町からは西へ、千駄木を目指します。

途中桜木町の名物、カヤバ珈琲に立ち寄ろうと思ったのですが、いつも通りの満員で駄目でした。





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カヤバ珈琲すぐそばの大福で有名な岡埜栄泉。今日は休業日でありました。



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途中で谷中の寺院群を通過していきます。まづは自在院のしだれ桜。濃い紅色をしていてひときわ目立ちます。



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山門横の一本木が見事な大泉寺。




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空に向かって伸びる桜の全生庵です。



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さんさき坂をまっすぐ下っていくと千駄木の地下鉄駅前に出ます。



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千駄木交差点からは登り返し。急坂の団子坂です。

坂を曲がり切ったところで右に曲がり、二分ほど歩くと今回の目的地が見えてきます。







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けっこう穴場な桜の名所、旧安田邸です。

公開日は水・土曜日。大正期に造られた近代和風建築の粋とも言える邸宅であります。




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縦長な邸宅は美しい庭に面しており、都会の中にあって静寂を保っております。和風建築なのでそこまで贅があるわけではありませんが、誰しも憬れてしまうような素晴らしい風情を持っています。




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お庭では楓が新芽を出し始めていました。まだ若い萌黄色をしており、緑が濃くなるのはこれからです。






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安田邸の名物しだれ桜、二階からちょうど良い高さで見ることが出来ます。

安田家の令嬢の要望でもっと50年ほど前に植えられたこの枝垂れ桜、今では大変な背丈にまで成長しました。下の庭園にはこの桜がだいぶ不釣合いなのですが、やはりこうして咲いている姿を見ると、この場所に植えられていて良かったと思う次第です。




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枝垂れ桜はほとんどの花芽が開花したばかり。日が経つとだんだん紅色が抜けて白くなっていくので、今が一番色が濃い状態です。




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ちなみに三年前に私が此所を来訪したときに撮ったのがこちら。上とは違って開花が一段落して色が白くなっているのが分かるかと思います。最近写真を整理していたところ、この安田邸訪問時のものが出てきて、感動がふと蘇ってきました。そしてまたこの枝垂れに会いに行こうと思ったのが今回のきっかけでした。



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安田邸をあとに、再び上野へと戻ってきました。

桜木町の護国院向かいには大島桜らしき白い立派な桜の木がありました。




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ほんのり芳香のある桜の花。染井吉野とは違った風情が楽しめます。



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芸大敷地外にあるのは円珠院。花桃がきれいです。




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よく手入れの行き届いた円珠院境内は花いっぱい。こちらは生垣に用いられる常盤金縷梅(トキワマンサク)です。



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こちらは花海棠。染井吉野が終わった後に見ごろを迎えます。この樹は早くも咲き始めておりました。



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トーハクの裏側に回り込んで寛永寺に出てきました。此所も染井吉野がいっぱい。しかも人がいないのでゆっくり観桜できます。




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臥龍の如く地面を這う珍しい枝の桜です。




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ちょっとの風でも散ってしまう繊細な桜の花びら。地面に散っても尚きれいです。




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上野中学校の桜は立派な一本木。花は人を歓待します。




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最後は寛永寺徳川墓所跡の桜です。



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帰りは鶯谷へ。

今日もたくさん歩いて花を堪能しました。