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久々の山登りです。

山梨の大菩薩嶺に行ってきました。

展望が良く、簡単に上れる山として知られる大菩薩嶺。

約7か月ぶりの登山だった私でも楽しく登ることが出来ました。


塩山駅から乗合で30分、麓の登山口から登山開始です。



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今回は特に山で花を見ようという目的ではなかったのですが、山麓のお寺には逸物があります。

臨済宗の雲峰寺です。武田氏の庇護を受け、最古の日章旗の保存されている寺として知られます。




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室町時代再建の本堂の前には立派なエドヒガンの木があります。

実はこれが観たくて今回大菩薩嶺を登ろうと決めたのです。

樹齢数百年、高さは20mもある大木です。あまり花はついておらずちょっと元気なさげでした。




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おちょぼ口の小さい可愛らしい花をつけます。




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逆側から見るとけっこう花が綺麗に咲いていました。

こうして見るとなかなか野趣のある立派な樹です。





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午前9時、天気は晴れ、まずは上日川峠を目指して歩道を歩いて行きます。

途中の民家ではミツバツツジが奇麗。桜と同じ時期に咲きだすので、この辺は結構寒いということです。





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川を渡りお茶屋の横を通る道脇にはこぶしの木が花を咲かせます。






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ごつごつした石の急坂登山道は雑木林が続き退屈なもの。

ただほとんどは落葉樹なので紅葉の時期に行くととても綺麗でしょう。

ときたま落ちた山茱萸の花びらが地面を黄色く染めていて目に留まりました。




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ちらちら見えてくる山上は昨日降ったものなのか、いまだ雪化粧をしています。

雪山を登るのかと覚悟しましたが、あとでそれは杞憂だと分かりました。




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上日川峠に到着です。ここからでも甲斐大和駅から来る乗合が通じています。

登山者は平日のこの時期にしては多い方。団体さんが結構たくさんいました。



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登山道にはさっそく雪が。

とはいってもほとんどはすでに溶け始め。木々に付着した雪が日光で溶けて降ってきたのでまるで雨中を歩いているようでした。




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上日川峠から一時間もせずに視界は開け、高名な大菩薩峠に到着です。

中里介山の書いた大衆小説の先駆『大菩薩峠』で知られます。

まだ11時前ながら昼食をとる登山客でにぎわっています。





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薄雪化粧をした杉森の向こうには、見えました、富士山です。

展望の良さで知られる大菩薩。今日の景色はなかなか期待が出来そうです。




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大菩薩峠からは山頂まで熊笹に覆われたなだらかで気持ちの良い稜線歩きが続きます。

山歩きというよりは高原散歩と言った感じです。




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西側を見れば、見事なまでの甲府盆地の展望が。

これを見ながらの稜線歩きは最高です。



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あこがれの山々も大迫力で見られます。

日本第二の高峰、白根三山です。名の通りまだ真っ白な雪で覆われています。

一番右の頂点が標高3193mの北岳です。





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北東には手前右奥に秩父山塊の雄、金峯山。そしてその奥には八ヶ岳も見えます。

左奥にはうっすらと白い山が見えますが、これは乗鞍岳でしょう。




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かなり冷たい風の吹き付けていた稜線、枯れ木には樹氷が付着していました。




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大菩薩からいつまでも見えている富士山、形は均整がとれていて格別です。







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日あたりの良い稜線歩きから再び針葉樹の中へと入っていきます。





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森に入って15分ほど登ると山頂表示が見えてきます。ここが大菩薩嶺の山頂です。

木々に囲われて展望はありませんが、じんわりと達成感を覚える場所です。




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たくさんの登山客の休憩する雷岩から再び上日川峠を目指して下山開始です。





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カラマツらしき落葉樹の森を意気揚々と下って行きます。此方側は少し傾斜のある道です。




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13時には下山、そして甲斐大和駅行きの乗合に乗り込みました。


ちょっとお手軽過ぎてあまり山の感触の戻ってこなかった大菩薩登山。

しかし此所は家族連れで気軽に上るにはおすすめしたい場所であります。

去年はあまり山に登れなかった分今年はたくさんの山に行ってみようと思います。