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滞在:上州みなかみの法師温泉

目的:湯治、峠越え

季節:鳥が下界に帰り、夏の花は消え去らんとする時候

食事:自炊、ただ腹を静める程度の食物

温泉:混浴湯屋は硫酸塩の性質、無色透明で飲むと温泉卵の味、世にも珍しい自噴泉

旅館:山間の一軒宿、近くに店は何もない、老舗高級旅館だが庶民にも優しい

交通;上越新幹線上毛高原駅で下車、乗合を乗り継いで1500円、約二時間

客層:老夫婦、老年友達の二三人、秘湯好き、夫婦ごっこを楽しむ若いつがい、西洋人、寡ないが家族連れ

天気:一日目は小雨・曇り、二日目は曇り、夜雨、三日目は朝お天気雨、午後曇り、四日目は快晴

気温:夏と秋の入り乱れる、9月上旬、標高900mにしてはそこまで夜も冷えない

費用:三泊四日で約6万円

印象に残ったもの:木目、床から聞こえる川の音の心地よさ、秋草の豊富さ、香り豊かな湧き水

満足度:生涯で五指に入る良き思い出




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(乗合の乗り換えの場所、猿ヶ京、関所跡がある)







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(三国街道沿いには巨大なしだれ桜、夏の桜はとても良い)




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(乗り場付近の枝垂れ桜、4月に来た時はまだ咲いていなかった)







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(渓流沿いの釣舟草、都会ではなかなか見られない)



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(民家に咲く白萩、後ろには秋海棠が)









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(猿ヶ京と法師を結ぶ乗合は一日四本のみ)





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(山の宿に着く、それは幻想世界への入口だ)




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(法師川に沿って温泉場と宿は位置している)




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(深緑になったかえでが法師川に影を落とす)







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(混浴で有名な法師の湯の外観)





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(料金高めの新しい別棟)




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(崖沿いの緑と影になる廊下が目を癒す)





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(湯殿の吹き出し屋根は緩やかな直線を描く)






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(民家風の切妻屋根)





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(温泉宿の裏の杉林、川の上流に行くと栃の木やミズナラなどの広葉樹のほうが多くなる)





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(湯宿の玄関)




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(風情を添える囲炉裏)






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(湯殿のそばに引いている湧き水、長期滞在者に重宝される)





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(法師の湯、洗練された均整の美に驚かされる)





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(湯の底は石が敷かれていて湯が自噴する)





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(湧き出る湯、38度ほどでかなりぬるい)








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(手前の浴槽はほとんど自噴しないので湯が注がれている)





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(湯気と映し鏡の水面)




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(大きな石は腰かけになる)





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(鹿鳴館調の洋窓)







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(静謐とした水面)




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(黒々とした曇りの日の湯屋)



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(昼頃には日帰り客でイモ洗い状態、朝方はそれほど多くないか)





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(濡れた足跡が木に刻印される)








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(法師の裏側にある公園、山林の斜面を切り開いたもので、いい具合に荒れている)




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(渓流沿いの水引)







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(毒々しい色合いのトリカブトの花)





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(オトコエシ、らしいのだが少しがっちりし過ぎている)





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(ワレモコウは風の揺れる小さなえんじ色が秋になったことを実感させてくれる)





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(ハンコンソウ、花弁が少し垂れ下がった菊の仲間)





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(フジバカマは早くも見ごろに)



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(ゲンノショウコ、これは雑草だが、都会ではあまり見ない)




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(桔梗は初夏から咲いているものだが、早くも9月には姿を消す)






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(ギボウシ、とはいってもこれは山のギボウシ、背が低くて雑草に埋もれてしまいそう)









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(高山植物のホツツジはこの近くの谷川岳に多い、もう終わりかけだ)





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(オミナエシは殊に最盛期を迎えていて、群生する背高の黄色い群落は風情がある)








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(アザミ、種類が沢山あるけども、これは全くトゲが無かった)






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(山の端から上る満月)




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(夜の法師もまた格別の雰囲気)



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(障子からもれる明かり)




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(法師の湯のかすかな明かり)





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(夜の法師の湯は客が一人二人しかおらず自分だけの世界に浸れる)





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(ほの暗さを大切にする独特の空間がある)





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(豪農の家の玄関のようなほろ穴を思わせる天井)






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(夜のいで湯はひと際暗さを湛えている)






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(贅沢な空間にしばし入り浸る)




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(洗い場も無い実に簡素な湯殿)




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(灯台のような燈籠を水面が映す)







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(出立の日の天気は雲一つない晴れ)




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(法師温泉を後に、沢を遡上して三国トンネルまで1時間20分の道のり)






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(奥にひっそりと見える逢初の滝、宿泊者はこの辺まで散策できる)




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(どこまでも澄んだ法師の沢)







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(沢沿いに設けられた、鉄塔保守のために作られたらしい林道を歩く)




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(木橋はめったに歩かれないのか苔だらけ)






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(20mはある巨大な栃の木を仰ぎ見る)




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(だんだん道は荒れていく、蜘蛛の巣が多く張り、少々不明瞭な道もある)





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(それでも緑は美しく、あまり余裕はなかったが、木々の様子を見て楽しんだ)



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(沢は蛇行を繰り返しつつ、だんだん小さくなっていく)







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(沢を離れ、つづらおりの道をしばらく登ると、視界が開ける、車の音も聞こえてくる)






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(新潟の越後湯沢へと抜ける三国街道と合流する)








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(上越国境をまたぐ三国トンネル、この脇から三国峠へと至る林道に再び入る)






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(休日なので登山者もちらほらいる三国越えのあまり知られていない道)





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(木々の背が低くなるともうすぐ峠に出る)







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(三国峠に出ると新潟側の山々も見えてくる、法師温泉からは約2時間の道のり)






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(三国山の明るい頂上が見える、この向こうには谷川連峰へつながる縦走路が伸びる)




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(下り道の途中では栃の木がたくさんあり、ちょうど実がたくさん落ちている時期だった)







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(三国トンネルの新潟県側の入口に出る)






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(苗場スキー場を遠くに見ながら車道を下っていく)





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(三国峠から下ること1時間、苗場スキー場に至る、ここから乗合に乗って40分で越後湯沢へ)







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(越後湯沢の商店街、蕎麦を食い、共同湯で峠越えの汗を流した)







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(最後に、越後湯沢で見つけた花、これはサギソウ)





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(まだ花の咲いていたジュウニヒトエ)





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(日陰の好きな秋海棠)



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(韮の花は雑草然としているが私は大好き)






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(シュウメイギク、白い八重咲きのものもあった)





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(新幹線の車窓から見る、赤城山の上の入道雲、夏らしさの残る)






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(しかし真上にはちぎれちぎれになった秋の空が、今は本当に夏と秋が入り乱れているのだ)