カテゴリ: 考察

(自宅の外の景色)今年も今日で終わり。十二月というのは独特の太陽光があるような気がします。何もかもが少し赤みと輝きを帯びたような、しかし太陽の没する早さとの関係から何か焦燥感をはらんだような、そんな光であります。私はこれをアメリカの作家・フォークナーの小 ...

吉野の桜見しあとは、いずこかの藤を。そう、野々村仁清の茶壺であります。江戸初期に京の御室で窯を開き、多くの美しい茶道具を現代に残した人、仁清。その装飾性は侘び茶人にとってはあまりにうるさいものでありますが、一方美術史的には大変評価が高く、茶道具の装飾的な ...

今日という日は実に「三月のライオン」でありました。せっかく桜が咲いたのに大嵐のお天気だった今日、桜はあんまり散ってくれなくてほっと一息です。三月にはこういう大荒れの天気があるので花見をするにものんびりはしていられません。以前私は「三月のライオン」のお話を ...

(ちょっと前にいただいた鶴屋吉信の生菓子「花いかだ」、桜の和菓子です)東京は昨日桜が開花しました。もう周りの桜の木を見ても2,3輪は開花しているのが見られます。まだ私としては桜を見る心の準備ができていないので、「もうちょっと待ってくれまいか」と桜に言いた ...

茶道は五感で味わうものだとよく言われます。茶席においては、茶道具や点前を「視」て、懐石や茶を「味」わい、松風の音を「聴」き、香を「嗅」ぎ、拝見でお道具に「触」れる。まぁ第六感も当然使っているかもしれませんが、茶の湯というのはこうした多角性ゆえ「総合芸術」 ...

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